「うう~、サプリメント『箱庭の物語』の作業もやっと終わりましたわ~」
「今回はキミが表紙だからね。お疲れ様だよ、いずれはボクらも表紙になるのかな」
「いっしょにしないでちょーだい。私は表紙なんかならないわよ!」
「気に病まなくても、キミだってかわいいと思うけどなぁ」(【おおあな】さわさわ)
「へ、変なところ撫でないでよっ!」
「ええ! 私のように【選ばれし美貌】じゃないからって気にする必要ありませんわよ」
「誰がそんなこと気にするかーっ!」(げしっ)
「い、痛いです……」
「ま、きっと、持ち回りで表紙になっていくだろうさ」
「そ、そんなことはどーでもいいのよっ! それより、ルールのフォローは一体どうなってるわけ?」
「あ、あぅ」
「確かに、審議状態のエラッタが持ち越されてしまったのは痛いね」
「そーよ、もう三ヶ月も放置してるじゃない!」
「す、すみません、あちらの作業にかかりきりで……」
「私に謝られても困るってーの。で? 少しは進んでないわけ?」
「はうう、一応、いくつか、サプリメントを作成中に見つかった案件が……」
「ああ、細かな点がいくつか、確かにあったねぇ」
「ふーん、まあ何の更新もないよりはマシね。聞いたげよーじゃない」
「掘り下げて言うほどのことじゃない。一覧でいいだろう」
「は、はいー。次の4つになりますっ!」
   

●P133 シデムシのパーツ名
誤:【おおあご】
正:【怪物の顎】

●P194 項目追加
怪物の顎  どくばり

●P195 項目追加
分解ガス  マシンガン

●P195 奴隷の献身 の項目
誤:奴隷の献身  しにくのたて
正:奴隷の献身  屍肉の盾

「……なんていうか、ホントにないよりマシってレベルねぇ」
「まあまあ、今回はいろいろ苦労もあったんだから、いじめないでやりなよ」
「私は、出番もなかったんだけど?」
「ううー、す、すみません」
「そーいや、なんでシデムシの【おおあご】をわざわざ名前変えてるわけ?」
「実は、ヘビトンボも同名の、でも効果の違う【おおあご】を持ってまして……」
「で、同名で違う効果じゃ後々に混乱するだろうってことになったのさ。他は逐一名前ごとに内容を変更してるんだからね」
「へーぇ。なるほどねぇ……ん? 他にも2種類ほどあるんだけど、【怪物の~】シリーズはどれも【どくばり】相当ってこと?」
「は、はいぃ、そういう統一になってますぅ」
「今後も肉弾タイプの強力な手駒が登場すれば、【怪物の~】が増えていくかもしれないね」
「で? 今回はホントにそれだけなの? もうちょっとくらい、何かないワケ?」
「え、えーとっ、あ、あと、FAQやエラッタ自体について、単純な言葉のミスや分かりにくい言葉遣いを修正しましたっ」
「ああ、一部あったね」
「どんなのよ? 修正後の見てもさっぱりわかんないんだけど?」
「助詞のミスが大半ですわ……『~でない』を『~ではない』にしたりとか」
「『あれば』が『あればを』になってしまっていたものが、一番問題かな?」
「こういう文章にミスがあるって、どーなのよ」
「うう、何度も見直していたんですが……」
「キミだって立ち会ってたじゃないか。チェックの人手を増やすべきだろうね」
「ともあれ今回は、胸張ってエラッタって言えるものじゃーないわね」
「と、とりあえず、サプリメント作業も終わりましたし、エラッタも進み始めるはず、ですわ!」
「はず、じゃないでしょ!」(げしっ)
「ひぅ!」
「進めてもらわないと困るよ、なるべく早く完全なエラッタを提示したいからね」(なでなで)
「は、はい~」
「あ、甘やかしてんじゃないわよ! そんなだから、修正が進まないんでしょ!」
「ほらほら、怒らない怒らない」(なでなで)
「何、勝手に頭なでてんのよっ!」
「ともあれ、ネクロマンサーサプリメント『箱庭の物語』は近く発売だよ、キミの登場が少ないからってむくれるものじゃないさ」(ぎゅっ)
「むくれてなーい!」(じたばた)
「えと、私が表紙です、よろしくお願いします~」(てれてれ)
「あ、アンタはアンタで誰に言ってんのよ! このバカ!」
「いえ、その、皆様にというか……その」
「ま、次のFAQとエラッタを、まずは進めようじゃないか」
「はい♪」
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  ・
  ・
「ううう、なんで私、アイツらなんかに流されてるのよ……」





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